看護師の人口は、今後も右肩上がりで伸び続けていくと予想されています。政府がすでに、看護師人口を将来的に200万人にするという目標を掲げているためです。
しかし、「すでに100万人以上の人たちが働いているのだから、この業界には飽和現象が起きている」と考えるのは間違いです。まだまだ飽和とはほど遠い、人手不足の状態が続いていると考えるのが妥当でしょう。
つまり、今から看護学校に通って医療業界入りするのは、タイミングとしてはまったく悪くないと言えます。
現役高校生で将来の道を迷っているなら、看護学校へ進むことをためらう必要はないでしょう。大学へ行くよりも安定した人生が送れる可能性は高いためです。
今の時代、平均年収500万円前後の仕事はそうありません。
働きやすさについての改善も最近ようやく始まったばかりであって、さらに良い労働環境が構築されていくことは間違いないでしょう。
昔は女性ばかりの職場で男性の居心地はさほどよくありませんでしたが、近年は男性看護師の姿が多くなってきています。これからの時代、男性でも看護学校に通いやすく、現場でも居心地の悪さを感じずに済むようになると考えられています。
また、これからようやく看護スキルを持つ人たちが、様々な場所で必要とされていく時代がやってくるとも予想もされています。
それは何も日本国内に限られた話ではありません。
世界中で看護師不足の状態は進んでいるため、海外での活躍を視野に入れている人もいるでしょう。こういった人たちは早めに看護師として海外で働く方法を学び、準備をしておくと良いでしょう。
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